鉄筋挿入工は法面の崩壊抑止を目的とした工法で、多数の補強材(アンカー鋼棒)を地中に挿入し、その周辺をセメントミルクで地山と固定、地表部の法面工と一体化させることで補強土構造体と造成するものです。
現在、鉄筋挿入工の施工管理基準が未整備なことから、施工後不可視となる本工法の出来形管理においては、削孔長(補強材長)の全数管理を要求される場面も多く、現場管理者に対する負担の増大とともに、危険度の高い管理作業となっています。
一方、維持管理分野では、補強材に対する施工後の根入長確認、供用してからの腐食度合、破断に対する調査の殆どが、建設機械を用いた引抜確認によって行われているのが現状です。
NNDは弾性波(超音波)を用いた非破壊調査手法により、施工後の鉄筋挿入工等補強材長(アンカー鋼棒)をはじめとする
地中挿入・埋設鉄筋の出来形確認とともに、施工管理作業の省力化など、信頼性・安全性・経済性に寄与する測定装置です。
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担当 豊永